この記事では、首や肩、腕のしびれ・痛み・筋力低下などの症状を呈する頸椎ヘルニアについて解説していきます。
興味がある方、首や肩、腕の症状で悩まれている方の一助になればと思います。
症状
- 首・背中・肩・腕のしびれ
- 首・背中・肩・腕の痛み
- 肩や腕の脱力感(筋力の低下)
頸椎ヘルニアとは?
脊椎と脊椎の間には椎間板と呼ばれる軟骨組織があります。
首にある脊椎(骨)の間に椎間板はあります
椎間板は中心が柔らかい髄核とその周りを繊維性軟骨組織からなる繊維輪から構成されています。この繊維輪が破れ髄核が外側に飛び出ると炎症が発生します。さらに髄核が脊髄や神経根を圧迫し、疼痛やさまざまな神経症状が出現します。これが椎間板ヘルニアです。首に発生した椎間板ヘルニアを頚椎ヘルニアと呼びます。
線維輪から飛び出した髄核。これがヘルニアです。神経を圧迫し神経症状が出ます。
圧迫している神経の部位によって症状が現れる部位が変わります。以下の画像を参考にしてください。
確認事項と対処方法
- どうしたら痛いかを確認する!!
確認方法
首をいろんな方向に向けてみましょう。
上・下・左・右どこで痛みが強くなるでしょうか?
基本的に痛くなる方向の動作をしないようにしましょう。神経の圧迫が長くなるとそれだけ神経を傷害してしまいます。まずは、痛みやしびれが強くならない姿勢を探し安静にしましょう。
対処方法
上を向いていたい人
そんな人の普段の姿勢は、巻き型で背中が丸まっているかも!!
仰向けになりタオルを小さく丸めて背中の下に敷いて万歳をしてみましょう。
首を下にして首の後ろの筋肉を伸ばしましょう。下の図を真似してみて
下を向いていたい人
腰が丸まっているかも
骨盤の運動をしましょう。下の図を真似してみてください。
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